無駄な言葉を削ぎ落とす「言葉ダイエット」で相手に伝わる文章に
オンラインでのやり取りが増えたコロナ渦。
先日のチームミーティングで、私が最近気になっていることをメンバーに話しました。
それは、不必要な敬語の使用について。
対面で会えない今は、メールやオンラインでのやり取りのみです。
「させていただきます」などの敬語使用は止めようと。
メールで敬語を多用することで、文章が長くなり読みにくいと感じていました。
対面では、表情やしぐさ、空気感から相手の気持ちを察することができますが、メールだとそれが難しい。だからこそ敬語を使いたくなるのかもしれません。
伝えたいことは簡潔に。
敬語だけでなく、伝え方を変えるだけでも効率アップにつながります。
例えば、「問題ございますでしょうか?」とメールに書いた場合、疑問文なので返信が必要です。
これを「問題がある場合はご連絡ください。」とすることで、やり取りを終えることができます。
テレワークのみになってから、メールを送る時に3つのことを気をつけるようになりました。
・「連絡させていただきました」や「確認させていただきます」は「連絡します」や「確認します」
・相手にどうして欲しいかを具体的に書く。
・1文は40字~60字以内に。
最近、偶然目にとまったのが「言葉ダイエット」という本。
本能的に反応してしまいました。
今まさに、ステイホームの期間中に蓄えた脂肪を削ぎ落とし中の私(笑)
「ダイエット」という言葉に敏感(笑)
無駄な言葉を削ぎ落とし、文書のスリム化を目指す。
スリム化することで、相手に伝わる文章になる。
偶然見つけたこの本には、私が思っていたことと同じことが書かれていました。
著者:橋口幸生 タイトル:「言葉ダイエット」
テレワークの時代だからこそ必要な「言葉ダイエット」という概念。
メールだけでなく、意図を伝えるための企画書、そして人生を決める就活のエントリーシートでは、確実に相手に伝わるものでなければ意味がありません。
パッサーバイグラフィックスでは、相手に伝わる文章のリライトもお引き受けしています。企画書や論文、ブログ、WEBサイト等、気軽にお問い合わせください。
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編集/ライティングディレクション
福島県出身。
大手教育系出版会社で小学生向けの国語の教材制作に携わる。超未熟児の出産を機に退社。
現在は、子育ての傍ら、フリーの編集者として活動。ライターの採用からディレクション、編集・校正を一貫して行うキュレーションサイトの記事制作、論文やレポートのリライト、WEBサイトの子供向けページの編集など活動範囲を拡大中。
また、子育てを通して出会ったモンテッソーリ教育に魅了され、2019年度日本モンテッソーリ教育綜合研究所卒業。0歳~3歳モンテッソーリ教師資格保持。