母と娘の物語に、うるうるでキュン!っと
先日、娘と一緒に
『映画 ヒーリングっど♥プリキュア ゆめのまちでキュン!っとGoGo!大変身!!』
を観てきました。
戦ったり
怖いものが大の苦手なので
TVのプリキュアは
ほとんど見ていない娘ですが
映画は観たい!
映画好きの両親としては
うれしい限り。
今回の作品は
昨年からTV放映されていた
『ヒーリングっど♥プリキュア』の映画版。
このシリーズ、
コロナ禍に始まりましたが
作品のテーマが
地球をむしばみ病気にしようとする
ビョーゲンズと戦い
地球をお手当するというもの。
ビョーゲンズが
コロナの状況と重なり
ものすごく怖くなってしまったので
母はちょっと苦手なシリーズでもあります…
映画の舞台は
心に思い描いた夢を映し出せる
「ゆめアール」が流行中の東京。
プリキュアの4人も
「ゆめペンダント」を使い
それぞれの夢を描いてゆく。
そんな中、
「ゆめアール」を開発した博士と
娘カグヤの秘密が明かされ
人々の夢が脅かされることに…
物語のテーマは
母と子(娘)の愛情。
子どものためなら
どんなことでもしてあげたい。
そんな母の気持ちが
痛いほどわかって、うるうる…
ふと横を見ると
ボロボロと涙を流している娘…。
その涙を見られただけでも
観てよかったと思う母なのでした。
よかったことがもうひとつ。
これまでのプリキュア映画では
プリキュアたちが観客に応援を求め
みんなで「がんばれー!」と応援するのが
ひとつの楽しみでしたが
コロナを受け
入場者プレゼントの「ゆめペンダント」に
想いを込めるという演出に変更されたこと。
プリキュアたちと同じペンダントをつけ
声を出さずに
想いや力を届ける。
できないことを悲しむのではなく
いま、できることを考える。
小さなペンダントに
作り手たちの夢や希望も込められているようで
また、うるうる。
物語の大半は
プリキュアたちが変身したり
(何度変身したのか…)
戦ったりで
疲れたけれど
いろんな意味で元気をもらえました!
ありがとう!プリキュア!
ライティング
神奈川県出身。
業界紙の編集を経てフリーに。地域情報サイトで取材の経験を積み、現在は、中川政七商店サイト「さんち〜工芸と探訪〜」、朝日新聞社サイト「好書好日」などで執筆中。
映画と散歩が趣味。最近は子どもと一緒に観られる作品も増え、映画の見方にも変化が出てきたのがうれしい。いつか「まち歩き」や「映画」に関する執筆をするべく、日々、ネタ集めをしている。