料理のコツは基本にアリ?
昨年から、某宅配企業の会員向け機関誌の仕事をしています。
ライターとしてではなく、編集部の一員として参加しているので、記事を書く以外に編集会議に出るのも仕事のひとつ。
毎回、十数人のメンバー、みんなで意見を出し合いながら、ひとつの記事を練り上げていきます。
コロナ禍で全員集まることができず、オンラインの出席者も多い会議は、必ずしもスムーズに進むわけではありません。いつも以上に意思の疎通が必要になり、大変なことの方が多いくらい。
それでも、フリーで仕事をしていると、担当の編集者さんとのやりとりだけで進んでいくことがほとんどなので、様々な意見が飛び交う時間はとても新鮮。発見も多く、勉強になります。
レシピを掲載する記事もあり、その時は、企画段階からみんなで試作。美味しさはもちろん、作りやすいか、レシピがわかりにくくないか検証します。
この2ヶ月は、みんなで「唐揚げ」に挑戦。自分の担当ではなかったのですが、さっそく上がってきたレシピをもとに試作しました。
改めて実感したのが油の量について。
これまで、後処理が面倒で、少ない油で揚げ焼き風にしていたのですが、たっぷりの油で揚げた方が、断然カリッとして美味しい!
ほかのメンバーも、やっぱり油は重要という結論に(もちろん、下味の付け方などにもポイントはあります!)。料理は基本に忠実なのが一番かもしれませんね。
揚げ物のコツをつかんだところで、唐揚げだけでなく、たまにはコロッケやトンカツも手作りしよう!と思う、今日この頃。
そして、近いうちに全員で会議に集まれる日がくることを願っています。
(ライター:坂田)
ライティング
神奈川県出身。
業界紙の編集を経てフリーに。地域情報サイトで取材の経験を積み、現在は、中川政七商店サイト「さんち〜工芸と探訪〜」、朝日新聞社サイト「好書好日」などで執筆中。
映画と散歩が趣味。最近は子どもと一緒に観られる作品も増え、映画の見方にも変化が出てきたのがうれしい。いつか「まち歩き」や「映画」に関する執筆をするべく、日々、ネタ集めをしている。